乳首(バストトップ)の黒ずみの悩みには、デリケートゾーン用クリームでの治療が一般的です。
ただ、乳首(バストトップ)の黒ずみを改善しようと思っても長期間かかってしまうため、もし、本当に気になっているなら脱毛を考えてみてもいいのかもしれません。
乳首(バストトップ)の黒ずみ原因を考える
乳首(バストトップ)の黒ずみができる理由は、メラニンが大きな理由です。
下着に隠されている乳首(バストトップ)ですが、ビキニラインなどと同じく、摩擦による物理的刺激により黒ずみになります。
ただし、ビキニラインがむだ毛処理でかみそりをあてたりする一方で、乳首(バストトップ)は、そこまで刺激を与えていないのに最初から黒っぽい場合があります。
乳首(バストトップ)が黒い理由として遺伝も大きく、親の乳首が黒いなら、子供の乳首も黒くなりがちです。そのため、あまり悩まないようにしましょう。肌が浅黒い地黒の肌の人は、乳首が茶色っぽくなることもあり、気にし過ぎるとストレスがたまることで、より黒くなる傾向もあります。
ホルモンバランスでも、乳首(バストトップ)は黒くなりがちです。妊娠中や授乳中だと黒くなりやすいものの、ホルモンバランスが落ち着くと色も落ち着きやすいです。小さい下着を使っていることでも黒ずみが起きやすいです。
乳首(バストトップ)の黒ずみ治療には脱毛が即効性あり?
乳首(バストトップ)の黒ずみ治療には脱毛が即効性ありと聞きますが、本当でしょうか。
脱毛方法によっても痛みが強く出ることもあり、相性もあります。ただ、レーザーにはメラニンに反応して黒い色素を破壊する性質があります。脱毛しながらムダ毛を少なくしつつ、美白効果まで感じられるかもしれません。
- ニードル脱毛(美容電気脱毛)……針を刺して行う治療。1本ずつムダ毛の毛根を焼くため、次からは生えてこない
- フラッシュ脱毛……多くのエステサロンで取り入れられている脱毛方法。ゴムで弾かれる痛み。
- レーザー脱毛(医療脱毛)……医療脱毛クリニックで取り入れられている脱毛方法。フラッシュ脱毛よりも痛みがあるものの、早く効果が出やすい。
特に、乳輪周りは敏感な部位。痛みに耐えられない人もいます。ニードル脱毛、美容電気脱毛と呼ばれる脱毛方法は注意した方がよいでしょう。お試しができるエステサロン、医療脱毛を行っているクリニックを選ぶなどしてみてください。
乳首(バストトップ)の黒ずみ治療の脱毛はいくらかかる?
乳首(バストトップ)の黒ずみ治療ですが、大手エステサロンで施術するなら、そこまで高すぎることはありません。
例えば、ミュゼプラチナムでは、乳輪周りはSパーツ、乳輪周りを含む胸はLパーツとして施術できます。
平日の12時から18時まで利用できるプランだと
- Lパーツ……1回15,000円
- Sパーツ……1回7,500円(2回分でLパーツの金額)
平日以外、いつでもの通常価格だと
- Lパーツ……1回18,750円
- Sパーツ……1回9,375円
期間限定キャンペーンを実施していることもあるため、乳首だけ数回お試ししてみることもできそうです。
最初は脱毛に通いつつ、ムダ毛がなくなったら皮膚科で乳首(バストトップ)のレーザー治療にしてみる選択肢もとれます。
乳首(バストトップ)の黒ずみにクリームでのケアをするなら
乳首(バストトップ)が黒い時、クリームでのケアを取り入れている人は多いです。
クリームを塗ることで、物理的な摩擦はもちろん、乾燥による保湿力不足による黒ずみであれば改善する可能性もあります。
乳首(バストトップ)の黒ずみ対策には、朝晩の2回、クリームを塗ります。毎日の日課として取り入れておけば忘れることはないでしょう。一般的に、乳首(バストトップ)黒ずみは、約1年で色が薄くなっていくと感じる人がほとんどです。
乳首(バストトップ)の黒ずみにおすすめクリームは口コミ評価の高い商品
乳首(バストトップ)の黒ずみにおすすめクリームは、アットコスメにもある口コミ評価の高い市販のクリームです。
例えば、ロート製薬「薬用しみ集中対策 プレミアム美容液」はシミそばかすにも効果があると口コミ評価の高い商品。アットコスメの美容液部門で9位にランクインしている人気商品でビタミンB6、アラントイン、アルビニアホワイト、ビタミンC誘導体などが配合されています。
実は、ホームケアで乳首(バストトップ)の黒ずみケアをするなら、大切なのは「美白成分」や「保湿成分」が入っているものを選ぶことです。ブランド名やメーカー名、価格で選びがちですが、成分表示をよく読むようにし、何が効果的かを考えてみましょう。医薬部外品を選ぶようにするのがおすすめで、紹介したロート製薬「薬用しみ集中対策 プレミアム美容液」も医薬部外品です。
黒ずみに効果的な美白美容成分
乳首(バストトップ)の黒ずみに効果的な美白美容成分があります。
- ビタミンC誘導体
- アルブチン
- プラセンタ
- コウジ酸
- トラネキサム酸
- リノール酸
ブランド名ではなく、成分で選ぶようにする発想を持ってみましょう。
乳首(バストトップ)の黒ずみに即効性があるレーザー治療
乳首(バストトップ)の黒ずみに悩んでいる場合は、即効性のあるレーザー治療も検討してみましょう。レーザー治療では、色素沈着で起こった黒ずみにも対応してくれ、乳首や乳輪の黒ずみをピンク色にしてくれます。
ただし、価格は、あるクリニックで両胸1回約2万円。どうしても高額になりがちです。
レーザーや、ヤグレーザーやピコレーザーなどがあり、施術は2週間に1度程度通います。
乳首にレーザーを照射して、患部をかさぶたにして剥がれることで治療します。人によってゴムを弾くくらいの痛みとも言われますが、痛みの感じ方は個人差があるので麻酔クリームや麻酔テープがあるかは確認しておきたいところです。
施術後は処方された塗り薬を使い、保湿してケアします。乳首にピアスのある人、日焼けしている人、キズがある人は施術を断られることがあります。
乳首(バストトップ)の黒ずみに皮膚科でクリームのみでケアする場合も
皮膚科、美容皮膚科で乳首の黒ずみをケアする時、レーザーをおすすめされないこともあります。外用薬、トレチノイン、ハイドロキノンの2つを塗ることでケアするクリニックもあり、医師の方針によって違います。
トレチノインは、ビタミンA誘導体で色素沈着、日焼けによるシミに効くと考えられています。一方、ハイドロキノンは「肌の漂白剤」と呼ばれることもある強い成分です。日焼けによるシミにも効果があります。
ハイドロキノンは副作用もあるため、自分判断で使用せず、皮膚科や美容皮膚科の医師の指示に従います。
レーザー照射の治療と同時並行で処方される場合のほか、塗り薬で治療する場合もあります。